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ステップワゴンの見積もりを見て、『e:HEVとガソリン、同じタイプなのに40万円近く違う…』と手が止まっていませんか。
結論から言うと、**ホンダ ステップワゴンのe:HEVとガソリンの差額は、同じタイプどうしで39万4,900円です。燃料代だけで取り戻すなら、年1万kmで10年ほど、年2万kmで5年ほどかかる計算です。
** 走る距離が短い方はガソリン、長く走る方や静かさを重視する方はe:HEV、というのが大まかな目安になります。
価格・燃費・税・走り・4WDの有無まで、数字を横に並べて見ていきますね。
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e:HEVとガソリン、何が違う?
e:HEVは2.0Lエンジン+2モーターのハイブリッドで、FFだけ。ガソリンは全車1.5L VTEC TURBO(ターボ)で、FFと4WDがあります。
今のステップワゴンのパワートレインは、この2種類だけです。ガソリン車に自然吸気のエンジンは無く、全部ターボなんです。
e:HEVは、主にモーターで走り、エンジンは発電を中心に使う仕組みです。高速の一定速などでは、エンジンが直接タイヤを回す場面もあります。
| 項目(6代目・ホンダ公式諸元表) | e:HEV | ガソリン |
|---|---|---|
| 型式 | 6AA-RP8(FF) | 5BA-RP6(FF)/5BA-RP7(4WD) |
| エンジン | 2.0L 直列4気筒(LFA型) | 1.5L 直列4気筒 VTEC TURBO(L15C型) |
| エンジン最高出力 | 145PS | 150PS |
| エンジン最大トルク | 175N・m | 203N・m(1,600〜5,000rpm) |
| モーター | 184PS/315N・m | なし |
| 変速機 | 電気式無段変速機 | CVT |
| 駆動方式 | FFのみ | FF/4WD |
| 自動車税(年) | 36,000円 | 30,500円 |
『ハイブリッドのほうが排気量が大きいの?』と驚く方も多いはずです。そうなんです。
e:HEVは2.0L、ガソリンは1.5Lなので、自動車税はe:HEVのほうが年5,500円高くなります。
価格差はいくら?タイプ別の一覧
ここは表で見るのが早いです。2025年5月改良後のメーカー希望小売価格(消費税込・ホンダ公式サイト)を、FFどうしで並べました。
| タイプ | ガソリン(FF) | e:HEV(FF) | 差額 |
|---|---|---|---|
| AIR | 334万8,400円 | 設定なし | ー |
| AIR EX | 354万3,100円 | 393万8,000円 | 39万4,900円 |
| SPADA | 360万3,600円 | 399万8,500円 | 39万4,900円 |
| SPADA PREMIUM LINE | 387万3,100円 | 426万8,000円 | 39万4,900円 |
きれいに揃っていますよね。AIR EX・SPADA・PREMIUM LINEのどれでも、e:HEVにすると39万4,900円上がります。
ただ、いちばん安いAIRはガソリンのFFしかありません。e:HEVで選べるいちばん下はe:HEV AIR EXです。
なので「とにかく安く」なら、ガソリンAIRの334万8,400円とe:HEV AIR EXの393万8,000円で、差は58万9,600円になります。装備の差も含んだ金額なので、ここは分けて考えておきましょう。
AIRとAIR EXの装備の違いはAIRとAIR EXの違いで詳しく書いています。

燃費はどれくらい違う?
カタログ燃費(WLTCモード・国土交通省審査値)で比べると、差ははっきりしています。
| タイプ | ガソリン FF | ガソリン 4WD | e:HEV FF |
|---|---|---|---|
| AIR | 13.2km/L | ー | ー |
| AIR EX | 13.1km/L | 12.2km/L | 19.8km/L |
| SPADA | 12.9km/L | 12.1km/L | 19.6km/L |
| SPADA PREMIUM LINE | 12.5km/L | 12.1km/L | 19.5km/L |
AIR EXどうしで比べると、ガソリン13.1km/Lに対してe:HEVは19.8km/Lです。同じ距離を走るのに、e:HEVはガソリンのおよそ3分の2の燃料で済む計算です。
実は、差がいちばん開くのは街中なんです。モード別の値を見ると、e:HEV AIR EXは市街地19.5km/L、ガソリンAIRは市街地9.5km/Lです(どちらもFF・公式諸元表)。
一方、高速道路ではe:HEV AIR EXが19.5km/L、ガソリンAIRが15.2km/Lで、差は縮みます。信号の多い道をよく走る方ほど、e:HEVの良さが出やすいということですね。
カタログ値は決められた試験の条件での数字です。実際の燃費は、季節・エアコン・乗る人数・道路で変わります。実際の走り方での目安はステップワゴンの実燃費にまとめています。
39万円の差は何年で取り戻せる?
ここがいちばん気になるところですよね。燃料代と自動車税の差で、何年で取り戻せるかを計算してみました。
AIR EXどうし(FF)で比較。燃費はカタログ値(e:HEV 19.8km/L、ガソリン 13.1km/L)。レギュラーガソリンは仮に1Lあたり170円として計算。自動車税の差(e:HEVが年5,500円高い)を差し引いています。
| 年間走行距離 | 燃料代の差(年) | 税の差を引いた差(年) | 39万4,900円を取り戻す年数 |
|---|---|---|---|
| 5,000km | 約2万2,000円 | 約1万6,500円 | 約24年 |
| 1万km | 約4万3,900円 | 約3万8,400円 | 約10年 |
| 1万5,000km | 約6万5,900円 | 約6万400円 | 約6.5年 |
| 2万km | 約8万7,800円 | 約8万2,300円 | 約4.8年 |
年1万kmだと、取り戻すまで約10年です。車を5〜7年で乗り換える方だと、燃料代だけでは元が取れない計算になります。
一方で、年2万km走る方なら約5年で差が埋まります。通勤や送り迎えで毎日乗る家庭なら、e:HEVのほうが得になりやすいんです。
ガソリンの値段が上がれば、取り戻す年数は短くなります。お住まいの地域の値段に置き換えて、一度計算してみてください。

燃料代以外にも差が出るところ
計算に入れていない差もあります。1つはエコカー減税で、ホンダ公式のデータではe:HEVの一部タイプに減税の表示があります。
ガソリン車には表示がありません。
具体的な減税額はタイプと時期で変わるので、見積書の税の欄で確かめるのが確実です。減税があれば、そのぶん差額は小さくなります。
もう1つは売るときの値段です。ハイブリッドの人気が高い時期は、e:HEVのほうが高く売れる場合があります。
ただ、時期と相場で動くので、ここは幅を持って考えておきましょう。売るときの差はステップワゴンのリセールバリューで見ています。
走りはどう違う?発進のもたつきは?
数字だけでなく、乗った感じも大事ですよね。ここは好みが分かれるところです。
e:HEVは静かで、出だしがなめらか
e:HEVのモーターは最大トルク315N・mです。ガソリンターボの203N・mより大きく、しかもモーターは踏んだ瞬間から力が出ます。
7人乗って坂を上るような場面でも、すっと前に出る感じがあります。街中ではエンジンが止まっている時間も長く、静かなのが良いところです。
ガソリンターボは「踏み始め」に好みが出る
ガソリン車の1.5L VTEC TURBOは、1,600rpmから最大トルクが出る設計です。数字の上では、低い回転から力が出るエンジンです。
それでも、『止まった状態から踏んだとき、少しもたつく気がする』という声はあります。ターボが効き始めるまでのわずかな間を、そう感じるようです。
気になる方は、試乗で信号からの発進を何度か試してみてください。
「家族を乗せた状態に近い感じで、発進と合流を試したいです」
と伝えれば、コースを考えてくれるお店もあります。
VTECの切り替えは感じる?
『VTECって、高回転で急に音が変わるやつでしょ?』と思っている方もいるかもしれません。
実は、今のVTEC TURBOは、昔のVTECのように高回転で切り替わる感覚をはっきり感じる作りにはなっていません。燃費と低回転の力を出すための仕組みとして使われている、と考えておくと分かりやすいです。
エンジンの細かい中身はステップワゴンのエンジンと走りで詳しく書いています。
- 街中や送り迎えで毎日乗る
- 年間の走行距離が1万5,000km以上
- 静かさと、出だしのなめらかさを重視する
- 8人乗りのe:HEVが欲しい
- 週末に乗るのが中心で、走行距離が短い
- 4WDが必要(e:HEVに4WDは無い)
- いちばん安いAIRを選びたい
- 車両価格を抑えて、浮いた分をオプションに回したい
4WDと8人乗りで決まることもある
実は、燃費や価格より先に、答えが決まってしまう条件があります。4WDと8人乗りです。
e:HEVに4WDはありません。雪の多い地域で4WDが欲しい方は、ガソリンのAIR EX・SPADA・SPADA PREMIUM LINEの4WDから選ぶことになります。
| 条件 | e:HEV | ガソリン |
|---|---|---|
| 4WD | 設定なし | AIR EX/SPADA/SPADA PREMIUM LINE |
| 8人乗り | AIR EX/SPADA(FF) | AIR EX 4WD/SPADA 4WD |
| 車両重量(AIR EX・FF) | 1,830kg | 1,730kg |

8人乗りも、設定がタイプごとに違います。e:HEVならFFで8人乗りが選べますが、ガソリンのFFは7人乗りだけです。
『FFの8人乗りが欲しい』なら、自然とe:HEVになるわけです。4WDが必要かどうかはステップワゴンの4WDは必要かで、7人と8人の違いは[[link:nin-7-8|7人乗りと8人乗りどっち?
]]で比べています。
燃費だけ見てe:HEVに決めたあとで、冬に4WDが欲しかったと気づくケースです。e:HEVに4WDは無いので、雪道を走る機会が多い方は、先に駆動方式から考えておきましょう。
中古でハイブリッドを選ぶときの注意
新車より安く買いたい方は、中古のハイブリッドも気になりますよね。ここは世代に気をつけたいところです。
ステップワゴンのハイブリッドは、6代目の「e:HEV(RP8)」と、5代目の「SPADA HYBRID(RP5)」の2つがあります。5代目のハイブリッドは2017年9月に追加された、i-MMDという仕組みです。
| 世代 | ハイブリッドの名前 | 型式 | メモ |
|---|---|---|---|
| 6代目(2022年5月〜) | e:HEV | RP8 | AIR系とSPADA系にある |
| 5代目(2015年4月〜2022年5月) | SPADA HYBRID | RP5 | SPADA系だけ・2017年9月追加 |
どちらも「RP」から始まる型式なので、番号まで見て世代を確かめておきましょう。5代目には、縦にも横にも開く「わくわくゲート」が付いています。
5代目を選ぶ理由と注意点は5代目ステップワゴンは今買いかにまとめています。
どっちを選ぶか、決め方の順番
ここまでの話を、決める順番にまとめておきますね。
- 4WDが要るかを決める(要るならガソリン)
- FFで8人乗りが欲しいかを決める(欲しいならe:HEV)
- 年間の走行距離を出す(1万5,000km以上ならe:HEVが有利になりやすい)
- 同じタイプで、e:HEVとガソリン両方の見積もりを取る
- 減税・値引きを入れた総額の差で決める
値引きの額はパワートレインで変わることもあります。見積もりは両方並べて出してもらうと、比べやすいですよ。
「同じSPADAで、e:HEVとガソリンの両方の見積もりをお願いします」
と頼むだけで、総額の差が一目で分かります。タイプそのものの選び方はステップワゴンのグレードの違いに、AIRとSPADAのどちらにするかはAIRとSPADAの違いにまとめました。
同じ条件で何社か見積もりを取ると、値引きの差も見えてきます。
値引きの目安と交渉の順番はステップワゴンの値引き相場と限界額で詳しく紹介しています。
- Honda ステップワゴン 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
- 国土交通省「自動車燃費一覧」:国が公表しているWLTCモード燃費
ステップワゴンに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
ステップワゴンへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
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金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
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よくある質問
ステップワゴンのe:HEVとガソリンの価格差はいくらですか?
2025年5月改良後のメーカー希望小売価格で、AIR EX・SPADA・SPADA PREMIUM LINEのいずれも、同じタイプどうしで39万4,900円です。
ステップワゴンのガソリン車はターボですか?
はい。今のガソリン車は全車1.5L VTEC TURBOです。自然吸気のガソリンエンジンはありません。
e:HEVに4WDはありますか?
ありません。e:HEVはFFのみです。4WDが欲しい場合は、ガソリンのAIR EX・SPADA・SPADA PREMIUM LINEから選びます。
自動車税はどちらが高いですか?
e:HEVは2.0Lなので年36,000円、ガソリンは1.5Lなので年30,500円です。e:HEVのほうが年5,500円高くなります。
年間どれくらい走ればe:HEVが得になりますか?
ガソリン1L170円・カタログ燃費で計算すると、年2万kmで約5年、年1万kmで約10年で差額を取り戻せます。乗る年数と走行距離で考えてみてください。
まとめ
- e:HEVは2.0L+2モーターでFFのみ、ガソリンは全車1.5Lターボで4WDもある
- 同じタイプどうしの価格差は39万4,900円(2025年5月改良後)
- カタログ燃費はAIR EXでe:HEV 19.8km/L、ガソリン 13.1km/L
- 燃料代で差を取り戻すには年1万kmで約10年、年2万kmで約5年(ガソリン1L170円で計算)
- 4WDが要ればガソリン、FFの8人乗りならe:HEVと、条件で先に決まることもある





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