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ミニバンは燃費が悪いと聞くけれど、実際はどれくらい走るのか気になりますよね。家族で使う車だからこそ、毎月のガソリン代は見過ごせません。
結論から言うと、ホンダ ステップワゴンの燃費はWLTCモードでe:HEVが19.5〜19.8km/L、ガソリン車が12.1〜13.2km/Lです。実際に走ると、この数字の7〜8割くらいに落ち着くことが多いです。
タイプ別のカタログ値と実燃費の目安、1回の給油で走れる距離、年間のガソリン代まで順番に見ていきましょう。
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ステップワゴンのカタログ燃費をタイプ別に並べると
まずはカタログ燃費です。現行の6代目(2025年5月改良後)の値で、国土交通省審査値のWLTCモードです。
| タイプ | パワートレイン | FF | 4WD |
|---|---|---|---|
| e:HEV AIR EX | e:HEV(2.0L+2モーター) | 19.8km/L | 設定なし |
| e:HEV SPADA | e:HEV | 19.6km/L | 設定なし |
| e:HEV SPADA PREMIUM LINE/BLACK EDITION | e:HEV | 19.5km/L | 設定なし |
| AIR | ガソリン1.5Lターボ | 13.2km/L | 設定なし |
| AIR EX | ガソリン1.5Lターボ | 13.1km/L | 12.2km/L |
| SPADA | ガソリン1.5Lターボ | 12.9km/L | 12.1km/L |
| SPADA PREMIUM LINE | ガソリン1.5Lターボ | 12.5km/L | 12.1km/L |
出典はホンダ公式サイトの主要諸元表です。30周年特別仕様車はe:HEV AIR EX/e:HEV SPADAがベースです。
いちばん燃費がいいのはe:HEV AIR EXの19.8km/Lです。ガソリン車ではAIRの13.2km/Lがトップになります。
同じAIR EXで比べると、e:HEVは19.8km/L、ガソリンのFFは13.1km/Lです。同じ距離を走るのに必要なガソリンは、e:HEVのほうが3分の1ほど少なくて済みます。
同じパワートレインの中では、タイプによる差は小さめです。PREMIUM LINEが少し落ちるのは、17インチタイヤと装備の重さが影響しています。

街乗りと高速で燃費はどう変わる?
WLTCモードには、市街地・郊外・高速の3つの内訳があります。ここを見ると、どんな使い方で得をするかが分かるんです。
| モード | e:HEV AIR EX(FF) | ガソリン AIR(FF) |
|---|---|---|
| 市街地 | 19.5km/L | 9.5km/L |
| 郊外 | 20.4km/L | 13.9km/L |
| 高速道路 | 19.5km/L | 15.2km/L |
| 総合(WLTC) | 19.8km/L | 13.2km/L |
面白いのは、得意な場面が逆になっていることです。
e:HEVは街乗りでもほとんど燃費が落ちません。止まって、走って、を繰り返す場面でモーターがうまく働くからです。
一方でガソリン車は、市街地の9.5km/Lから高速の15.2km/Lまで大きく開きます。
『うちは送り迎えと買い物ばかり』という方も多いはずです。そういう使い方ほど、e:HEVの強みがはっきり出ます。
高速道路だけで比べると、e:HEVとガソリン車の差は19.5km/Lと15.2km/Lです。市街地の2倍近い差に比べると、かなり近づきます。
実燃費はカタログ値の何割くらい?
ここが一番知りたいところですよね。
実燃費は、季節や道の混み方、乗る人数で大きく変わります。一般的には、WLTCモードの7〜8割くらいに落ち着くことが多いです。
ここではカタログ値の8割を「実燃費の目安」として計算してみます。あくまで試算の前提なので、使い方によって上にも下にもぶれます。
| タイプ | WLTC | 実燃費の目安(8割で試算) |
|---|---|---|
| e:HEV AIR EX | 19.8km/L | 約15.8km/L |
| e:HEV SPADA | 19.6km/L | 約15.7km/L |
| e:HEV SPADA PREMIUM LINE | 19.5km/L | 約15.6km/L |
| ガソリン AIR | 13.2km/L | 約10.6km/L |
| ガソリン SPADA(FF) | 12.9km/L | 約10.3km/L |
| ガソリン SPADA(4WD) | 12.1km/L | 約9.7km/L |
平均燃費のメーター表示を見て「思ったより伸びないな」と感じても、この範囲に入っていれば珍しくありません。
自分の車の実燃費を測るには
メーターの平均燃費は便利ですが、少し良めに出ることもあります。正確に知りたい方は、満タン法で測ってみてください。
- ガソリンを満タンにして、トリップメーターを0に戻す
- いつも通りに走る
- 次の給油でまた満タンにし、入った量を見る
- 走った距離を入った量で割る
1回だけだとぶれるので、3回ほど続けて平均を取ると自分の使い方の実燃費が見えてきます。
燃費が落ちやすい場面
実燃費が大きく下がるのは、だいたい次のような場面です。
- 冬場の暖房を強く使う(e:HEVはエンジンがかかる時間が増える)
- 5km未満の短い距離ばかり走る
- 7〜8人フル乗車や荷物満載で走る
- 渋滞の多い時間帯に走る
- タイヤの空気圧が下がったまま走る
特にe:HEVは冬に落ちやすいんです。暖房の熱をエンジンから取るので、止まっていてもエンジンが回る時間が長くなります。
例えばこんな場面です。冬の朝に子どもを送って5分で帰ってくる、を毎日繰り返すと、平均燃費はカタログ値の半分近くまで下がることもあります。

燃料タンクは52L、1回の給油で何km走れる?
ステップワゴンの燃料タンク容量は、全タイプ共通で52Lです(公式諸元表)。燃料は無鉛レギュラーガソリンです。
ガソリンタンクが同じ大きさなので、航続距離は燃費の差がそのまま出ます。
| タイプ | カタログ値で計算 | 実燃費の目安で計算 |
|---|---|---|
| e:HEV AIR EX | 約1,030km | 約820km |
| e:HEV SPADA PREMIUM LINE | 約1,010km | 約810km |
| ガソリン AIR | 約690km | 約550km |
| ガソリン SPADA(4WD) | 約630km | 約500km |
計算は「燃費×52L」の単純なものです。実際はタンクを空っぽになるまで使わないので、この数字より手前で給油することになります。
燃料の残量警告灯がついたら、早めに給油しておきましょう。e:HEVでも燃料が切れればシステムは止まります。高速道路では次の給油所までの距離も確かめておくと安心です。
e:HEVなら、帰省の往復で500〜600kmくらいは無給油で走れる計算です。ここは長距離派にとって大きな差になります。
満タン1回と1km走るのにかかるお金
レギュラーを1L170円とすると、空の状態から52Lを入れて8,840円です。実際は残りがある状態で入れるので、1回の給油は6,000〜8,000円くらいになることが多いはずです。
1km走るのにかかるガソリン代で見ると、差がもっと分かりやすくなります。
| タイプ | 実燃費の目安 | 1kmあたりのガソリン代 |
|---|---|---|
| e:HEV AIR EX | 約15.8km/L | 約10.7円 |
| ガソリン AIR EX(FF) | 約10.5km/L | 約16.2円 |
| ガソリン SPADA(4WD) | 約9.7km/L | 約17.6円 |
往復40kmの買い物なら、e:HEVで約430円、ガソリンのFFで約650円です。1回だと小さな差ですが、毎週となると積み上がっていきます。
年間のガソリン代はいくら違う?
燃費の差がお財布にどう響くか、年間で計算してみましょう。前提は、実燃費をカタログ値の8割、レギュラーガソリンを1Lあたり170円とします。
| 年間走行距離 | e:HEV AIR EX | ガソリン AIR EX(FF) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 5,000km | 約5.4万円 | 約8.1万円 | 約2.7万円 |
| 10,000km | 約10.7万円 | 約16.2万円 | 約5.5万円 |
| 15,000km | 約16.1万円 | 約24.3万円 | 約8.2万円 |
ガソリン価格は地域と時期で変わるので、ここは試算です。
年1万km走る家庭なら、ガソリン代の差は年に5万円台になります。
『じゃあe:HEVのほうが得?』と思いますよね。ただ、車両価格はe:HEVのほうが高いんです。
同じAIR EX同士で、e:HEVとガソリン(FF)の差は394,900円です(2025年5月改良後のメーカー希望小売価格・消費税込)。さらに自動車税もe:HEVが年36,000円、ガソリン車が年30,500円で、e:HEVのほうが5,500円高くなります。
ガソリン代の差から税金の差を引くと、年1万kmで約4.9万円のプラスです。394,900円を取り戻すには8年前後かかる計算です。年1.5万km走るなら5年ほどに縮まります。
どちらが得かは、走る距離と乗る年数で変わります。売る時の価格差も含めた判断はe:HEVとガソリンどっちが得?で詳しく計算しています。
税金の細かい区分はステップワゴンの自動車税と重量税にまとめています。

実燃費を伸ばすためにできること
特別な運転をしなくても、燃費は少しの工夫で変わります。
ステップワゴンは車重が1.7t以上ある箱型の車です。重さと空気の抵抗に効く工夫ほど、差が出やすくなります。
- タイヤの空気圧を月に1回確かめる
- 発進はじわっと踏み、エコモードを使う
- 使わない荷物を荷室から降ろしておく
- 冬は暖房の温度を上げすぎず、シートヒーターを併用する
- オイル交換の時期を守る
空気圧は燃費に効く割に、忘れられがちなポイントです。サイズごとの考え方はステップワゴンのタイヤサイズと交換費用で書いています。
e:HEVならではのコツ
e:HEVは、アクセルを踏みすぎなければモーターだけで走る時間が長くなります。
「出だしは優しく、巡航はじわっと」を意識するだけで、メーターの平均燃費が変わってきますよ。
エンジンオイルも燃費に関わります。交換の時期はステップワゴンのオイル交換の時期・量を参考にしてみてください。
- 国土交通省「自動車燃費一覧」:国が公表しているWLTCモード燃費
ステップワゴンに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
ステップワゴンへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
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よくある質問
ステップワゴンでいちばん燃費がいいタイプはどれですか?
e:HEV AIR EXの19.8km/L(WLTCモード)です。ガソリン車ではAIRの13.2km/Lがいちばん良い数字です。
ステップワゴンの燃料タンク容量は何Lですか?
全タイプ52Lです。燃料は無鉛レギュラーガソリンです。
実燃費はどれくらいですか?
使い方で大きく変わりますが、カタログ値の7〜8割が目安です。e:HEVなら15km/L前後、ガソリン車なら10km/L前後が一つの目安になります。
4WDは燃費が悪いですか?
ガソリンの4WDは12.1〜12.2km/Lで、FFより0.4〜0.9km/L下がります。e:HEVには4WDの設定がありません。
5代目のハイブリッドと比べてどうですか?
5代目のSPADA HYBRID(RP5)は測定方法が違う時期のカタログ値もあるため、単純に比べられません。中古で検討する時は、同じWLTCモードの値で比べてみてください。
まとめ
- カタログ燃費はe:HEVが19.5〜19.8km/L、ガソリン車が12.1〜13.2km/L
- 実燃費はカタログ値の7〜8割が目安
- e:HEVは街乗りに強く、ガソリン車は高速で伸びる
- 燃料タンクは全タイプ52Lで、e:HEVなら実燃費でも800km前後走れる
- 年1万kmならe:HEVとガソリンのガソリン代の差は年5万円台
燃費以外の出費も含めた年間の総額はステップワゴンの維持費は年間いくら?で出しています。購入を考えている方は、ステップワゴンの値引き相場と限界額もあわせて見ておくと予算が組みやすくなります。





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