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カタログを開いたら、AIRにSPADAにPREMIUM LINE、さらにe:HEVとガソリン。ホンダ ステップワゴンのグレード表を見て、どれが上なのか分からなくなった方も多いはずです。
結論から言うと、ステップワゴンは「見た目(AIRかSPADAか)」と「パワートレイン(e:HEVかガソリンか)」の掛け算で選ぶ車です。この記事を読めば、全グレードの価格差と、増える装備が一目で分かります。
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ステップワゴンのグレードは全部でいくつ?
現行の6代目ステップワゴン(2022年5月発売)は、まず見た目で2つに分かれます。シンプルな顔の「AIR(エアー)」と、メッキ使いで押し出しの強い「SPADA(スパーダ)」です。
そのうえで、AIRの上位に「AIR EX」、SPADAの上位に「SPADA PREMIUM LINE(プレミアムライン)」があります。さらにe:HEV専用の「BLACK EDITION」と、2025年12月発売の「30周年特別仕様車」が加わります。
『結局、何種類あるの?』と感じますよね。2025年5月の改良後の公式ラインアップを、タイプごとに並べるとこうなります。
| タイプ | e:HEV(FF) | ガソリン(FF) | ガソリン(4WD) |
|---|---|---|---|
| AIR | 設定なし | 3,348,400円 | 設定なし |
| AIR EX | 3,938,000円 | 3,543,100円 | 3,763,100円 |
| AIR EX 30周年特別仕様車 | 4,098,600円 | 設定なし | 設定なし |
| SPADA | 3,998,500円 | 3,603,600円 | 3,823,600円 |
| SPADA 30周年特別仕様車 | 4,159,100円 | 設定なし | 設定なし |
| SPADA PREMIUM LINE | 4,268,000円 | 3,873,100円 | 4,063,400円 |
| PREMIUM LINE BLACK EDITION | 4,406,600円 | 設定なし | 設定なし |
価格はホンダ公式のメーカー希望小売価格(消費税込・2025年5月改良後)です。福祉車両は別枠なので、ここでは外しています。
- 価格帯は334万8,400円から440万6,600円
- e:HEVに4WDはなく、4WDはガソリン車だけ
- ガソリンのAIR(EXなし)はFFだけで、e:HEVのAIR(EXなし)は2025年5月で廃止

グレード間の価格差はいくら?
一覧だけだと、差額がつかみにくいですよね。隣り合うグレードの差を計算すると、選び方の軸が見えてきます。
| 比べるグレード | 差額 | 主に増えるもの |
|---|---|---|
| ガソリンAIR から AIR EX | 194,700円 | 快適装備が一気に増える |
| AIR EX から SPADA(同じパワートレイン) | 60,500円 | 外観と内装の素材が変わる |
| SPADA から SPADA PREMIUM LINE | 269,500円 | スエード調シート、FFは17インチ |
| e:HEV PREMIUM LINE から BLACK EDITION | 138,600円 | 黒で統一した専用の内外装 |
| 通常のe:HEV AIR EX/SPADA から 30周年特別仕様車 | 160,600円 | マルチビューカメラなどの装備 |
| 同じタイプのガソリン から e:HEV | 394,900円 | ハイブリッド化と燃費 |
| 同じタイプのFF から 4WD(ガソリン) | 220,000円(PREMIUM LINEは190,300円) | 4WDと最低地上高 |
実は、AIR EXとSPADAの差は6万500円しかありません。ここで迷ったら、装備より「顔の好み」で決めていいくらいの差なんです。
逆に大きいのは、e:HEVにするかどうかの約39万円と、PREMIUM LINEに上げる約27万円です。この2つをどうするかで、予算の大半が決まります。
e:HEVとガソリンの差額を燃費で取り戻せるかは、e:HEVとガソリンどっちが得かで走行距離ごとに計算しています。
標準装備はグレードでどこまで違う?
「ステップワゴン 標準装備」で気になるのは、安いAIRで何が付かないかですよね。2025年5月の改良で、AIR EXに快適装備がまとめて加わりました。
| 装備 | AIR | AIR EX | SPADA | PREMIUM LINE |
|---|---|---|---|---|
| 両側パワースライドドア | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| Honda SENSING | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| パワーテールゲート | なし | 標準 | 要確認 | 標準 |
| 2列目オットマン(7人乗り) | なし | 標準 | 標準 | 標準 |
| 1列目シートヒーター | なし | 標準 | 標準 | 標準 |
| トリプルゾーンフルオートエアコン | なし | 標準 | 標準 | 標準 |
| パドルシフト | なし | 標準 | 標準 | 標準 |
| 本革巻ステアリング | なし | 標準 | 標準 | 標準 |
| シート表皮 | ファブリック | ファブリック | ファブリック×プライムスムース | スエード調×プライムスムース |
| タイヤ | 16インチ | 16インチ | 16インチ | FFは17インチ、4WDは16インチ |
公式サイトと大手メディアの情報をもとにまとめています。SPADA系の一部装備(パワーテールゲートなど)の標準・オプションの区分は、見積もりの時に販売店で確かめておきましょう。
Honda SENSINGは全タイプ標準です。2025年の改良で、後退出庫サポートと急アクセル抑制機能も加わりました。
- 冬にシートヒーターが無くても困らないか
- 2列目の人がオットマンを使う場面があるか
- 荷物を積む時にテールゲートを手で閉めても平気か
- 後席のエアコンを前席と別に調整したいか
『安いAIRで十分では?』と考える方もいますよね。ただ、上の装備を後から付けるのは難しいものばかりです。約19万円で何が増えるかはAIRとAIR EXの違いで1つずつ見ています。
AIRとSPADAは見た目だけの違い?
AIR EXとSPADAは、快適装備がほぼ同じ水準です。違いが大きいのは、外観と内装の雰囲気なんです。
AIRは横一文字のシンプルな顔で、全長は4,800mm。SPADAはフロントとリアのデザインが変わり、全長が4,830mmになります。全幅はどちらも1,750mmで、全タイプ3ナンバーです。
| 比べる点 | AIR/AIR EX | SPADA |
|---|---|---|
| 全長 | 4,800mm | 4,830mm |
| 内装色 | グレーかブラック | ブラック |
| シート | ファブリック | ファブリック×プライムスムース |
| ボディカラー | 5色 | 5色(一部はAIRと別の色) |
内装に明るいグレーを選べるのはAIR系だけです。室内を広く明るく見せたい方には、ここが決め手になることも。
例えばこんな会話はよくあります。
「SPADAの方が高く見えるし、売る時も有利かな」
「でも、うちは子どもが小さいから明るい内装の方が気分がいいよね」
どちらも正解なので、実車の内装を見て決めるのがいちばん後悔が少ないです。見た目と装備の差はAIRとSPADAの違いにくわしくまとめました。
PREMIUM LINE・BLACK EDITION・30周年車は何が違う?
SPADAの上には、特別感を強めたグレードが3つあります。どれも「装備」より「質感」や「特別な内容」にお金を払うグレードです。
- PREMIUM LINEはスエード調表皮のシート
- BLACK EDITIONは黒で統一した専用の内外装
- 30周年車はマルチビューカメラや2列目シートヒーター
- PREMIUM LINE(FF)は17インチで最小回転半径が5.7m
- PREMIUM LINE系は7人乗りだけで8人仕様がない
- BLACK EDITIONと30周年車はe:HEVのFFだけ
PREMIUM LINEのFFとe:HEV系は、17インチタイヤになるぶん最小回転半径が5.4mから5.7mに大きくなります。狭い駐車場が多い方は、試乗で取り回しを確かめてみてください。
30周年特別仕様車は、e:HEV AIR EXとe:HEV SPADAがベースです。専用エンブレムのほか、マルチビューカメラシステム、アダプティブドライビングビーム、LEDルームランプなどが付きます。
7人乗り・8人乗りと4WDはどのグレードで選べる?
グレード選びで意外と見落としやすいのが、定員と駆動方式の制限です。欲しい組み合わせが、そもそも無いこともあるんです。
| 条件 | 選べるタイプ |
|---|---|
| 8人乗り(2列目ベンチのメーカーオプション) | e:HEV AIR EX、e:HEV SPADA、AIR EX 4WD、SPADA 4WD |
| 7人乗りだけ | ガソリンFF全車、PREMIUM LINE系、BLACK EDITION、30周年車 |
| 4WD | ガソリンのAIR EX、SPADA、SPADA PREMIUM LINE |
| e:HEVの4WD | 設定なし |
『雪国だからe:HEVの4WDがいい』と思っても、現行型にはありません。4WDが必要ならガソリン車を選ぶことになります。
8人乗りにすると、2列目のロングスライドとオットマンが付かなくなります。キャプテンシートとベンチの使い勝手は7人乗りと8人乗りどっちで比べています。
雪道の判断は4WDは必要かもあわせてどうぞ。
燃費と税金はグレードでどれくらい変わる?
維持費で差が出るのは、ほぼパワートレインの違いです。同じe:HEVやガソリンの中なら、グレードによる差は小さめです。
| タイプ(FF) | WLTCモード燃費 | 自動車税(年額) |
|---|---|---|
| e:HEV AIR EX | 19.8km/L | 36,000円 |
| e:HEV SPADA | 19.6km/L | 36,000円 |
| e:HEV PREMIUM LINE/BLACK EDITION | 19.5km/L | 36,000円 |
| ガソリン AIR | 13.2km/L | 30,500円 |
| ガソリン AIR EX | 13.1km/L | 30,500円 |
| ガソリン SPADA | 12.9km/L | 30,500円 |
| ガソリン SPADA PREMIUM LINE | 12.5km/L | 30,500円 |
燃費はホンダ公式の国土交通省審査値です。e:HEVは排気量が2.0Lなので、自動車税はガソリン(1.5Lターボ)より年5,500円高くなります。
ここが大事なところです。e:HEVは燃費で得をしても、税金は少しだけ高いので、年間の走行距離で損得が分かれます。
重量税は全タイプとも1.5t超2.0t以下の区分です。エコカー減税の具体額はタイプで違うので、見積書で確かめておきましょう。
家族構成別:どのグレードを選ぶ?
ここまでの数字をふまえて、よくある使い方ごとの選び方をまとめます。迷ったら、まずAIR EXかSPADAのe:HEVを基準に考えると分かりやすいです。
- 雪道や坂道で4WDが要るかを決める(要るならガソリン)
- 年間の走行距離からe:HEVかガソリンかを決める
- 8人乗りが要るかを確かめる(使えるタイプが限られる)
- AIRかSPADAかを見た目と内装色で選ぶ
- 予算に余裕があればPREMIUM LINEや特別仕様車を検討する
| こんな方に | おすすめの組み合わせ | 目安の価格 |
|---|---|---|
| 予算を抑えて近場中心 | ガソリン AIR EX(FF) | 3,543,100円 |
| 走行距離が多い家族 | e:HEV AIR EX または e:HEV SPADA | 3,938,000円〜3,998,500円 |
| 雪国で4WDが要る | ガソリン SPADA 4WD | 3,823,600円 |
| 質感を重視したい | e:HEV SPADA PREMIUM LINE | 4,268,000円 |
| 装備を全部そろえたい | 30周年特別仕様車 | 4,098,600円〜4,159,100円 |
ガソリンのAIR(EXなし)は、価格は一番安いものの装備の差が大きいグレードです。『とにかく安く』という方以外は、AIR EXから見てみてください。

見積もりはグレードを2つに絞ってから
グレードが決まっても、実際の支払額は値引きやオプションで変わります。候補を2つに絞って、同じ条件で見積もりを取ると差がはっきりします。
例えば「e:HEV AIR EX」と「e:HEV SPADA」で比べると、車両価格の差は6万500円です。ただ、選ぶオプションやボディカラーで総額の差が広がることもあります。
上位グレードを見積もってから下げると、装備を削る話ばかりになりがちです。先に使い方で必要な装備を決めてから、見積もりを取りましょう。
見積書のどこで差がつくかは見積もりの見方、グレード別の総額は新車価格一覧にまとめています。
値引きの目安と交渉の順番は、ステップワゴンの値引き相場と限界額で紹介しています。
- Honda STEP WGN 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
ステップワゴンに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
ステップワゴンへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
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金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
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よくある質問
ステップワゴンで一番安いグレードはどれですか?
ガソリンのAIR(FF)で、メーカー希望小売価格は3,348,400円です(2025年5月改良後・消費税込)。ただし、シートヒーターやパワーテールゲートなどは付きません。
AIR EXとSPADAはどちらが装備が多いですか?
快適装備はほぼ同じ水準です。違いは外観、内装色、シートの素材で、価格差は同じパワートレイン同士で60,500円です。
e:HEVで4WDは選べますか?
選べません。現行ステップワゴンの4WDはガソリン車のAIR EX、SPADA、SPADA PREMIUM LINEだけです。
8人乗りにできるグレードは?
e:HEV AIR EX、e:HEV SPADA、ガソリンのAIR EX 4WDとSPADA 4WDで、2列目ベンチシートのメーカーオプションです。オプション価格は販売店で確かめてください。
PREMIUM LINEの17インチは何が違いますか?
見た目が引き締まる一方、FFとe:HEV系は最小回転半径が5.7mになります。標準の16インチ車は5.4mです。
まとめ
- 現行ステップワゴンはAIR系とSPADA系の2本立てで、価格は334万8,400円〜440万6,600円
- ガソリンAIRからAIR EXは194,700円高く、快適装備がまとめて増える
- AIR EXとSPADAの差は60,500円で、違いは主に見た目と内装
- e:HEVはガソリンより394,900円高く、4WDの設定はない
- 8人乗りと4WDは選べるタイプが限られるので先に確かめる





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