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ステップワゴンに乗っていて、急に警告が出たりエンジンのかかりが悪くなったりすると不安になりますよね。中古で買う前に「この年式はどこが壊れやすいの?」と調べている方も多いはずです。
結論から言うと、ステップワゴンは故障が多い車ではありません。ただ、スライドドアや電装品のように動く部品が多いので、年式が進むとそこから不具合が出やすくなります。
この記事では、相談の多い箇所と修理費の目安、エンジンがかからない時の確認順、リコールの調べ方までを数字でまとめました。
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ステップワゴンは故障しやすい車なの?
『ミニバンは壊れやすいって聞いたけど、実際どうなの?』と気になっている方もいると思います。
車種ごとの故障率を公的にまとめた統計はありません。ネットで見かける「壊れやすい車ランキング」は、整備の現場やオーナーの体感を集めたものです。傾向の参考として見るのが安全です。
その傾向で言うと、ステップワゴンで相談が集まるのはエンジン本体よりも、次のような装備です。
| 相談の多い箇所 | 主な症状 | 修理費の目安 |
|---|---|---|
| パワースライドドア | 途中で止まる、異音、閉まりきらない | 3万〜15万円程度 |
| バッテリー | エンジンがかからない、アイドリングストップしない | 2万〜6万円程度 |
| セルモーター(ガソリン車) | キーを押しても回らない、カチカチ音 | 3万〜8万円程度 |
| エアコン | 冷えない、臭い | 数千円〜20万円程度 |
| CVT(ガソリン車) | 発進時のもたつき、ジャダー | フルード交換1万〜3万円程度/載せ替え30万円以上 |
| ヘッドライト・テールランプ | 片側だけ点かない、内側の曇り | 1万〜20万円程度 |
| 電子制御パーキングブレーキ | 警告表示、解除できない | 数万〜15万円程度 |
金額は年式・依頼先・部品を新品にするかリビルト品にするかで大きく変わります。あくまで目安として見てみてください。

世代ごとに気をつけたいところ
ステップワゴンは型式で世代が分かれます。ここで気をつけたいのが、5代目も6代目も「RP型」だという点です。
5代目はRP1〜RP5(2015年4月〜2022年5月)、現行の6代目はRP6〜RP8(2022年5月27日発売・ホンダ公式)です。「RP型だから新しい」とは限らないので、車検証の型式の数字まで見ておきましょう。
| 世代 | 型式 | 期間 | 見ておきたい箇所 |
|---|---|---|---|
| 6代目(現行) | RP6〜RP8 | 2022年5月〜 | 電装まわりの不具合、運転支援の警告。多くは保証期間内 |
| 5代目 | RP1〜RP5 | 2015年4月〜2022年5月 | わくわくゲートの建付けと異音、スライドドア、バッテリー |
| 4代目 | RK1〜RK7 | 2009年10月〜2015年4月 | スライドドアのモーターとワイヤー、CVT、エアコン |
| 3代目 | RG1〜RG4 | 2005年5月〜2009年10月 | 冷却系、足回りのブッシュ、電装品の経年劣化 |
| 初代・2代目 | RF1〜RF8 | 1996年5月〜2005年5月 | ゴム部品全般、部品の供給状況 |
期間の年月は大手メディアの歴代記事をもとにしています。細かな発売日は年式ごとに違うことがあるので、気になる方は車検証の初度登録年月で確かめてみてください。
5代目で出てくる「わくわくゲート」は、縦にも横にも開くテールゲートです。6代目には無い装備なので、中古で見る時は5代目だけのチェック項目になります。
- 両側のスライドドアを何度か開け閉めして、途中で止まらないか
- 5代目ならわくわくゲートの横開きにガタや異音がないか
- メーターに警告灯が残っていないか
- 記録簿にCVTフルードとバッテリーの交換履歴があるか
歴代の見分け方はステップワゴンの歴代モデル一覧で年式と型式を並べています。
エンジンがかからない時に確かめる順番
朝、スタートボタンを押しても反応がない。これは焦りますよね。
実は、エンジンがかからない原因の多くは故障ではありません。次の順番で確かめると、ロードサービスを呼ぶ前に解決することもあります。
- ブレーキペダルを奥までしっかり踏んでいるか確かめる
- シフトがPに入っているか確かめる
- スマートキーの電池切れを疑う。キーをスタートボタンに近づけて押してみる
- ルームランプやメーターが暗いならバッテリー上がりを疑う
- メーターは明るいのにセルが回らないなら、セルモーターや配線を疑う
e:HEVの場合は、エンジンがすぐにかからなくてもメーターに「READY」が出ていれば走り出せる状態です。エンジンがかからない=故障ではないので、まずこの表示を見てみてください。
スマートキーの電池は、1〜2年で弱ってくることが多い消耗品です。交換手順と型番はスマートキーの電池交換にまとめました。
バッテリーの交換時期と費用はステップワゴンのバッテリー上がりと交換で詳しく書いています。
セルモーター交換はいくらかかる?
「カチッ」と音がするだけでエンジンが回らない。バッテリーを替えても直らないなら、セルモーター(スターター)の不具合が考えられます。
| 直し方 | 費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 新品のセルモーターに交換 | 5万〜8万円程度(部品と工賃) | 長く乗り続ける予定 |
| リビルト品に交換 | 3万〜5万円程度 | 費用を抑えたい |
| 配線・端子の修理で済む場合 | 1万〜3万円程度 | 症状が出たり出なかったり |
『いきなり5万円以上か…』と思うかもしれません。ただ、リビルト品は分解整備された再生部品で、保証が付くものもあります。見積もりの時に「リビルトでお願いできますか」と聞いてみてください。
e:HEV(RP8)は、エンジンの始動をモーター側で行う仕組みです。ガソリン車と同じようにセルモーターの交換が必要になるとは限らないので、症状はディーラーで診てもらうのが確実です。
今の車はCVTや電子制御の関係で、押しがけができません。何度もスタートボタンを押し続けると、バッテリーがさらに弱ります。3回ほど試してダメなら、ロードサービスに連絡しましょう。
リコール情報はどう調べる?
「自分のステップワゴンもリコールの対象?」と気になる方は多いですよね。
リコールは年式と車台番号の範囲で対象が決まります。同じ6代目でも、製造時期によって対象かどうかが変わるんです。
- 車検証で車台番号(RP8-から始まる番号など)を確かめる
- ホンダ公式サイトのリコール情報ページで車台番号を入力する
- 国土交通省の「自動車のリコール・不具合情報」でも車名から検索できる
- 対象なら、ホンダの販売店に予約を入れて無償修理を受ける
リコールの修理は無償です。中古で買った車でも、実施されていなければ受けられます。
中古車を買う時は、販売店に「リコールとサービスキャンペーンは実施済みですか」と聞いておきましょう。記録簿やステッカーで確かめられることもあります。
リコールは随時追加されます。この記事では個別の届出内容は書かず、調べ方だけをまとめています。対象の有無は、そのつど公式ページで確かめるのが確実です。
盗難が心配な時の対策
「ステップワゴン 盗まれる」と調べて不安になった方もいるかもしれません。
実は、盗難はスマートキーの電波を悪用する手口など、車種を問わず起きています。ミニバンは人気があるぶん、狙われる可能性はゼロではありません。
- スマートキーは電波を遮る缶やポーチに入れて保管する
- ハンドルロックやタイヤロックなど、目に見える対策を足す
- 駐車場にセンサーライトや防犯カメラを付ける
- 車両保険の盗難補償が付いているか確かめておく
盗難に遭った時に車両保険が使えるかどうかで、負担は大きく変わります。保険料と補償の考え方はステップワゴンの任意保険料の目安で書いています。
修理して乗るか、売って乗り換えるか
修理費が10万円を超えそうになると『直すより乗り換えたほうがいいのかな』と迷いますよね。
判断の目安は、修理費と今の車の価値を並べてみることです。年式が古く、今後も修理が続きそうなら、乗り換えたほうが総額は下がることもあります。
| 状況 | 考え方の目安 |
|---|---|
| 修理費が数万円で、ほかに不具合がない | 直して乗り続ける |
| 修理費が車の価値の半分を超えそう | 売却も比べる |
| 10万km超で、ほかにも消耗が重なっている | 乗り換えを具体的に検討 |
| 6代目で保証期間内 | まず販売店に相談 |
例えば、こんなやり取りはよくあります。
「スライドドアのモーター交換で12万円です」<br>「え、それなら今のうちに売ったほうがいいのかな」
故障がある車でも、買取で値段が付くことは珍しくありません。直してから売るより、そのまま査定に出したほうが手元に残るお金が多いこともあります。
迷った時は、修理の見積もりと並べて、今の車にいくら付くかも調べておくと判断しやすくなります。
年式と走行距離ごとの相場はステップワゴンの買取相場で、乗り換え先の新車の値引きはステップワゴンの値引き相場と限界額で確かめられます。

トラブル別の記事一覧
故障かどうか迷う症状は、テーマ別の記事で詳しく書いています。
| 症状 | 記事 |
|---|---|
| メーターに見慣れない表示が出た | ステップワゴンの警告灯・警告音の意味と対処 |
| ライトが点かない、交換したい | ステップワゴンのライト・ランプ類の交換と設定 |
| エアコンが効かない、臭い | ステップワゴンのエアコンが効かない・臭いときの原因 |
| 設定の仕方が分からない | ステップワゴンの取扱説明書の見方とよく使う設定 |
| パーキングブレーキの警告 | パーキングブレーキ・ブレーキホールドの使い方 |
故障だと思ったら設定の問題だった、ということも意外とあります。修理に出す前に、一度目を通してみてください。
- 国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」:リコールの検索と不具合の届け出
- JAF(日本自動車連盟):バッテリー上がりなどのロードサービス
ステップワゴンに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
ステップワゴンへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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今の車がいくらくらいで売れそうかは、一括査定サービス「ナビクル」で調べられます。
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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
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それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。
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|---|---|
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| 査定を依頼できる数 | 最大10社 |
| 査定依頼の実績 | 累計600万件以上(2025年12月末時点) |
| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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よくある質問
ステップワゴンは故障しやすい車ですか?
車種別の故障率の公的な統計はなく、特別に壊れやすい車とは言えません。相談が多いのはスライドドアやバッテリー、エアコンなど動く部品と電装品です。年式が進むほど消耗で不具合が出やすくなります。
エンジンがかからない時はまず何をすればいいですか?
ブレーキを奥まで踏んでいるか、シフトがPか、スマートキーの電池が切れていないかを順に確かめてみてください。メーターやルームランプが暗いならバッテリー上がりが疑われます。e:HEVはREADY表示が出ていれば走れる状態です。
セルモーターの交換費用はいくらですか?
新品なら5万〜8万円程度、リビルト品なら3万〜5万円程度が目安です。配線や端子の不良なら1万〜3万円程度で済むこともあります。年式と依頼先で変わるので、見積もりで確かめてみてください。
リコールの対象かどうかはどう調べますか?
車検証の車台番号を、ホンダ公式サイトのリコール情報ページで入力すると調べられます。国土交通省のリコール情報検索でも車名から探せます。対象なら販売店で無償修理を受けられます。
5代目と6代目はどちらも「RP型」ですか?
はい。5代目がRP1〜RP5、6代目がRP6〜RP8です。型式の記号だけでは世代が分からないので、数字まで確かめてください。わくわくゲートは5代目の装備で、6代目にはありません。
まとめ
- 故障率の公的な統計はない。相談が多いのはスライドドア・バッテリー・エアコンなど
- 5代目はRP1〜RP5、6代目はRP6〜RP8。型式の数字まで見て世代を判断する
- エンジンがかからない時は、ブレーキ、シフト、キー電池、バッテリーの順に確かめる
- セルモーター交換は新品5万〜8万円程度、リビルト品3万〜5万円程度が目安
- リコールは車台番号で調べられ、修理は無償
- 修理費が車の価値の半分を超えそうなら、売却と比べてみる





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